賃料：

9万6,000円

面積：

106.11㎡

北陸一の繁華街片町。そのすぐ近くに若者で賑わうタテマチストリートから一本裏通りに藩政期の面影を見せる通りがあります。この通りは「歴史を感じさせるちょっとした小さいまちなみ」として金沢市によりこまちなみ保存区域に指定されています。

突如現れたその光景はまるで現代と過去をタイムスリップした錯覚に陥るほど。その全長200m程の小さな町通りに面した閑静な住宅地にある町家が今回紹介する物件です。

建物は明治時代に建てられた古い歴史を持ち、内部の水回りや壁面などは時代の変遷とともに少しずつ変化を加えておりますが、町家の魅力を上手く残し整えられており洗練された佇まいとなっております。

玄関を上がって左手の部屋は洋室となっております。建築当初の素材が多く残っておりL字の出窓からは陽射しが差し込みとても心地が良い空間になっております。仕事部屋として使うこともできそうなので在宅ワーク、リモートワークの方にも最適です。

奥に進むと広縁付きの和室があり庭を望む造りになっており、庭造を楽しみながら自分らしい空間作りも楽しめそうです。もう一室は台所に面しておりここで食卓を囲むようになりそうです。台所からも庭を眺めることができ、奥には改修済みのユニットバス、庭につながる勝手口。

歴史が刻まれた階段を上がると、味わいある無垢板の廊下が。南の窓から光が差し込み瓦越しに里見町の町並みを見ることができ、当時の空気を感じられます。2階は3室あり路地に面した部屋は趣味の部屋や書斎などに、大部屋は主寝室、小部屋はゲストルームなど想像が掻き立てられます。

町家は憧れるけど暮らし方が難しい…と考えるのが一般的ですが、この町家、現代の暮らしに合った設備が施されておりすぐに暮らしを始めることができます。贅沢な一人暮らしもありですが、ご夫婦での暮らし、又はセカンドハウスにもおすすめできる1軒です。